特徴的なルールの多い飲食業界の辞めるきっかけ

Tweet

Pocket

会社の方針と合わない

飲食業界は会社と考え方が合わないことが辞めるきっかけになりやすいです。やる気も能力もあるにも関わらず、考え方が合わないことで評価が上がらないということがあります。どれだけ頑張っていても評価が上がらないのであればモチベーションも下がってしまい辞めようという考え方になるのは当然です。
会社側としても方針の合わない人で、かつ能力もやる気もある人を配置しておくと、会社と方針の合わない方向へと進めさせてしまうことを懸念することがあるようです。そのため会社と方針の合わない人は評価をしない方向にしていると決めているところも多く、どれだけ売り上げを上げたとしても評価につながらないと悩む人がいます。こういう状況になってしまうとどうしても厳しい状況に置かれてしまうので、会社の考えと自分の考えがマッチするところを求めて辞めるという場合も多いです。

労働時間が長い

飲食店は労働時間がとても長いため、この労働時間についていけないと考えて退職をする人がとても多いです。居酒屋などは深夜まで営業しているところが多いため、昼前には出勤して準備を始めてそのまま深夜まで働くということが珍しくありません。友人たちが遊びに出かけている大型連休は特に忙しいため、友人たちが遊んでいる時に激務の中にいることに耐え切れず退職する人も多くいます。結婚をして子供がいるという人も子供との時間を取れないことが辞める理由となる人もいます。

歯車になっている感覚

会社に入るということは会社を動かす歯車となることは当然です。しかし飲食業界の歯車は形を変えることが許されないというところが多いため、自分の形ではなく別の形としてはめられているという感覚を持つことがあります。プライベートや読んでいる本に関してもこれを学べ、これを読めといった具合で無理やり型にはめられるようなことをされれば誰でも辞めるきっかけになってしまいます。

職場のルールについていけない

飲食店は特徴を持っている職場が多く、朝礼で全員が大きな声で社訓を唱和するといった特徴的なルールについていけないと感じて退職をする人がいます。移動中は歩くのが禁止で常に走っていなければだめといったルールなど、自分が納得することのできないルールがいくつもあるという経験は飲食業界で働くほとんどの人が持っていると思います。また、年末は自腹でその飲食店のおせちを高いお金で購入したりといった経験を持つ人も少なくないようです。